【神田①100】小出河岸

町番号:神田①100

町名:小出河岸

読み方:こいでがし Koide-Gashi

区分:河岸→河岸(町丁扱い)

起立:江戸期

廃止:1933(昭和8)年12月31日

冠称:なし

現町名:千代田区神田神保町三丁目無番地(俎橋~雉子橋)

概要:江戸時代から通称としてそう呼ばれていた。日本橋川の河岸で、俎橋より雉子橋に至る濠水に沿う所にあり、小出伊勢守の上屋敷があったことにより名付けられたという(画報)。

正式な起立は恐らく東京市が市制施行された1889(明治22)年5月1日で、同日東京府東京市神田区に所属。

1934(昭和9)年1月1日、帝都復興計画の一環により、神保町三丁目に編入となり消滅。

※『角川日本地名大辞典』には「昭和9年神保町1~3丁目となる」とあるが間違い。

撮影場所:小出河岸

撮影地:千代田区神田神保町三丁目無番地(俎橋東詰南)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。