【芝①007】琴平町
町番号:芝①007
町名:琴平町
読み方:ことひらちょう Kotohirachō
区分:俗称→町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1977(昭和52)年8月31日(港区町名旧新対照表では1976(昭和51)年9月30日)
冠称:1947(昭和22)年3月15日から「芝」
現町名:港区虎ノ門一丁目
概要:もとは讃岐丸亀藩京極佐渡守上屋敷、肥後人吉藩相良志摩守上屋敷、豊後日出藩木下飛騨守上屋敷、谷主計の屋敷。江戸期は俗称として「金刀比羅町」と書いたようだ。1872(明治5)年にこれらを合併して琴平町成立。「琴平」の名は京極佐渡守邸内にあった繁盛祠の金刀比羅大権現に因んで、その四国本社の所在地名を採って町名とした(現在の金刀比羅神社は、公開はされていたが、大名邸内の私的な勧請社であったため所謂社地ではなく大名邸地)。1868(慶應4・明治元)年、藩邸は上地となるが、金刀比羅大権現は「金刀比羅宮」として残され、多くの参詣客で賑わった。
1872(明治5)年の戸数86・人口468(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。
1977(昭和52)年9月1日、住居表示の実施により、虎ノ門一丁目に編入となり消滅(港区町名旧新対照表では1976(昭和51)年10月1日)。今入町であった1番を除いて全域が虎ノ門一丁目。
撮影場所:琴平町
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