【芝①097】白金丹波町

町番号:芝①097

町名:白金丹波町

読み方:しろかねたんばちょう Shirokane-Tambachō

区分:町丁

起立:1872(明治5)年

廃止:1967(昭和42)年6月30日

冠称:「白金」、さらに1947(昭和22)年3月15日から「芝」

現町名:港区高輪一丁目23番の西部、27番の西北部

概要:1872(明治5)年、もと真宗樹谷山正満寺、曹洞宗龍渓山源昌寺、同長盛山松久寺、浄土宗目秀山光台院の寺地及び今里村、三田村入会畑地を合併して起立。町名は江戸期の俗称で、松平丹波守下屋敷(現行の高輪一丁目23番地先、桜田通り辺りに道に面する)のあることから付けられた「丹波横丁」による(江戸名所)。同年の戸数8・人口22(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。なお、白金地区全域は一旦芝区に所属するが、白金志田町と芝白金丹波町以外は荏原郡へ所属替えとなった。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1908(明治41)年の世帯数87・人口323、1925(大正14)年の世帯数142・人口585(市勢調査)。当初は中原街道と大山道の間の寂しい町であったが、五反田方面への道路が通じて次第に寺院の間に商店・小工場ができ、町東には小住宅が増えた。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。

1967(昭和42)年7月1日、住居表示の実施により、高輪一丁目23番の西部、27番の西北部に編入となり消滅。

撮影場所:白金丹波町

撮影地:港区高輪一丁目23番28号(源昌寺)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。