【浅草①005】浅草榊町
町番号:浅草①005
町名:浅草榊町
読み方:あさくささかきちょう Asakusa-Sakakichō
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1934(昭和9)年
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「浅草」
現町名:台東区柳橋一丁目
概要:江戸期は浅草第六天神門前。町屋開設年代は不詳。第六天神社はもと浅草森田町にあったが、1719(享保4)年に旧地を火除地として収公され、松平市正邸跡地(浅草茅町一丁目の東側)に代地を給されて移転。社地281坪。門前拝領町屋は社の東隣にあって、東西17間1尺7寸・南北22間。2~3軒東隣には篠塚稲荷神社があった。1835(天保6)年、通りを隔てた南側に新規町屋を開いた。間口7間3尺・奥行20間(備考)。文政年間(1818~1830年)の家数15軒(寺社書上)。
前身の浅草第六天門前として、慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、第六天神社が「榊神社」と改称したので、1872(明治5)年に「浅草榊町」と改称。同年の戸数11・人口42(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府浅草区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市浅草区に所属。榊神社は関東大震災後、現行の蔵前一丁目に移転。
1934(昭和9)年、帝都復興計画の一環により、浅草橋一丁目に編入となり消滅。その後、旧町域は1964(昭和39)年、住居表示の実施により、柳橋一丁目に編入となった。
撮影場所:浅草榊町
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