【北豊島】駒込七軒町

町名:駒込七軒町

読み方:こまごめしちけんちょう Komagome-Shichikenchō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1869(明治2)年

冠称:「駒込」

後身:駒込染井町

現町名:豊島区駒込一、三丁目

概要:駒込村のうち。1745(延享2)年、町奉行支配となる。小石川伝通院領(現・駒込一、三丁目)及び麟祥院領(現・駒込三丁目)の2つの町屋があった。昔、家作が7軒あったので、その名が起こったという。「染井七軒町」とも呼ばれた。化政期(1804~1830年)の家数29軒(町方書上)。

明治元年11月5日(1868年12月18日)又は明治元年11月14日(1871年12月25日)、東京府豊島郡に所属。1869(明治2)年、上駒込村の小名染井を合併し、「駒込染井町」と改称し消滅。現行の駒込一、三丁目のうち。

※『角川日本地名大辞典』には「駒込1丁目のうち」とあるが、三丁目も該当する。一丁目の方は44番2号の芥川製菓から鉄道線路付近、三丁目の方は花咲か七軒町植木の里付近。

撮影場所:駒込七軒町

撮影地:豊島区駒込三丁目8番23号(花咲か七軒軒植木の里)

駒込染井町 染井七軒町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。