【日本橋②】胴切町
町名:胴切町
読み方:どうぎりちょう Dōgirichō
区分:俗称
起立:江戸期
廃止:不明
冠称:なし
現町名:中央区日本橋二丁目
概要:各サイトを見ると「コレド日本橋の辺り」や「江戸橋一丁目交差点(永代通りと昭和通りの交差点)辺り」とあるが、古地図を見ると中央区日本橋二丁目8番と9番の間の小道南北から昭和通りを経て14番と15番までの小道の南北であることが判った。
「胴切町(どうぎりちょう)」という物騒な俗称だが、江戸初期の刑場で、罪人の試し斬りも行われていたようである。なお、仕置場は江戸の拡張に伴い、高輪と鳥越に移転、さらには高輪は鈴ヶ森に、鳥越は小塚原に移転。これは斎場や埋葬地は江戸の内にあってはいけないことになっていたためとのことだそうだ。前述のとおり、現在は昭和通りが町を縦に貫通し、胴切状態となっている。
撮影場所:胴切町
参考:昭和通りから東側 中央区日本橋二丁目15番8号(寿司幸)
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