【四谷②】元鮫河橋八軒町
町名:元鮫河橋八軒町
読み方:もとさめがはしはちけんちょう Moto-Samegahashi-Hachikenchō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1869(明治2)年
冠称:「元鮫河橋」
後身:元鮫河橋南町
現町名:新宿区南元町
概要:元鮫河橋南町の古名。古くは豊島郡山中村に属す。もと当地の東方に位置したが、明暦年間(1655~1657年)に紀伊和歌山藩徳川氏の抱地となり、誉田坂に代地を給された。同じ明暦年間に同地も同氏の抱地となったので、当地に代地を給されたが、元地は赤坂への往来の地で繁華を極めたのに当地は山際で雨が降ればぬかり、風が吹けば土埃の舞う地で、僅か8軒しか移住しなかった。1696(元禄9)年、町奉行支配となり、「元鮫河橋八軒町」と称した(備考)。1828(文政11)年の家数130軒(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、元鮫河橋南町に編入となり消滅。
撮影場所:元鮫河橋八軒町
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