【小石川②】小石川伝通院前表町
町名:小石川伝通院前表町
読み方:こいしかわでんづういんまえおもてちょう Koishikawa-Denzūimmae-Omotechō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1869(明治2)年5月
冠称:「小石川」
後身:小石川表町
現町名:文京区春日二丁目11・12、23・24番、一丁目12番4号
概要:古くは小石川村のうち。1602(慶長7)年、伝通院領に町屋が起立。1657(明暦3)年、寺社奉行支配から町奉行支配となる。町名は伝通院表門の通りに面して建てられた町の意。根津権現のように私娼街はなかったが、区内盛り場の1つであった。当町角には「辰巳屋」という田楽菜飯の店があり、この辰巳屋の惣兵衛は安永年間(1772~1781年)に独特な踊りで江戸中に有名であった。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、「小石川表町」と改称し消滅。
撮影場所:小石川伝通院前表町
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