【日本橋 河岸】浜町河岸

河岸名：浜町河岸

読み方：はまちょうがし　Hamachō-gashi

区分：河岸

成立：江戸期

廃止：1948(昭和23)年～1950(昭和25)年

現町名：中央区日本橋富沢町

概要：『江戸切繪圖 : 俚俗 : 人形町・浜町・両国辺』に「○浜町河岸」とある。浜町川西側の千鳥橋～栄橋間の元浜町に沿ってその名があるが範囲は不明。『江戸切繪圖 : 俚俗 : 人形町・浜町・両国辺』に「○浜町河岸○竹河岸トモ云」とあるように浜町川東側も浜町河岸と呼ばれていた。浜町川には元吉原遊郭のお歯黒溝の役割があった。1883(明治16)年、隅田川と結ぶ運河とするため、竜閑川接続点から神田川までを新たに開鑿した(この部分を「岩井川」という)。しかし、1948(昭和23)年～1950(昭和25)年にかけて、北から順に小川橋までが埋め立てられ、残りが1972(昭和47)年に埋め立てられ、水路は完全に消滅した。

撮影場所：浜町河岸

撮影地：中央区日本橋富沢町13番地(パークジャパン日本橋富沢町第1)

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