【北豊島 横町(横丁)】笹の雪横丁
横町(横丁)名:笹の雪横丁
読み方:ささのゆきよこちょう Sasanoyuki-yokochō
区分:横町(横丁)
成立:江戸期
廃止:不明
現町名:荒川区東日暮里四・五丁目
概要:『東京下谷根岸及近傍圖』に「さゝのゆき横丁」とある。現在の尾竹橋通り。日暮里村大字金杉のうち。横丁名は1691(元禄4)年創業の豆富(豆腐)料理屋「笹乃雪」があるため。絹ごし豆腐を発明したのは店の初代。江戸時代、上野宮が絶賛し、2椀ずつ持ってくるよう命じたのがあんかけ豆腐だった。以来、対で提供するのが習わしとなった。
笹ノ雪「京都製ノきぬごし豆腐ニ葛餡カケテ食ハス初メ高貴ノ人ニ軟キ「笹ノ雪ノ如シト賞状セラレタレバ名トセリト云往時ハ大名旗本上野ノ寺院等ヘ調進シ吉原根津谷中ノ朝帰リサテハ天王寺ノ冨ノ客等、群レ来レリトゾ今モ入谷ノ朝顔見ノ朝飯ニ来ル客盛ナリ」(東京下谷 根津及近傍圖)。
撮影場所:笹の雪横丁
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