【深川 横町(横丁)】神橋横町
横町(横丁)名:神橋横町
読み方:しんきょうよこちょう Shinkyō-yokochō
区分:横町(横丁)
成立:江戸期
廃止:不明
現町名:江東区富岡一丁目
概要:『江戸明治東京重ね地図』にある。「神橋」とは、神殿や神社の境内等に架ける橋のことをいう。大きな神社なので富岡八幡宮にはいくつもの神橋が架けられていたため、この記事をアップするまで、一体どの神橋をいうのか特定できなかった。江戸期~明治期には現在の正門の所にも神橋が架設してあり、『江戸明治東京重ね地図』の江戸、明治の両方に「神橋」と書かれていたのでそこを撮影するつもりでいたが、『御府内備考』には、この横町は裏門から参詣するときに通る横町であることが書かれており、『江戸明治東京重ね地図』の明治では江東区富岡一丁目15・16番、12・11番の間に「裏門」とあり、またあるサイトでも「裏門は江東区富岡出張所西南辺り」とあったため、場所を特定することができた。
『御府内備考』には「里俗神橋横町西側南北え表間口四拾間裏巾同断東西え裏行貳拾間。町内北側神橋横町右者八幡宮裏門え参候横町故往古ゟ前書之通唱来申候」とある。
撮影場所:神橋横町
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