【荏原】広町

町名:広町

読み方:ひろまち Hiromachi

区分:不明→小字

起立:不明

廃止:1932(昭和7)年9月30日

冠称:なし

現町名:品川区南品川六丁目、二丁目(飛地)

概要:『大江戸今昔めぐり』には「南北品川宿二日五日市村入会」とある。明治期には大字二日五日市村字広町。『土地概評価 荏原郡品川町 大正9年8月調』には、「大字二日五日市村 浅間台の高台の一部と其下平地の一部とにて分ちて二字とする」とある。南に隣接の字東浅間とともに「字広町 一~一四三番地(ゼームス坂下交番附近及心海寺附近の飛地)」と掲載されているが、その飛地とは旧東海道の1本西の道に面し、西は願行寺と心海寺敷地に接し、南は常行寺とその門前に接するところで、『東京府下品川町全図』で見ると、大字南品川宿に吸収されたかのように見える。

1932(昭和7)年10月1日、品川区発足にあたり、ゼームス坂下交番附近跡の方は南品川五丁目に編入となり消滅、心海寺附近の飛地の方は南品川二丁目に編入となり消滅。現行の南品川六丁目と二丁目。

撮影場所:広町

撮影地:品川区南品川六丁目3番(扶桑電機工業電球営業部)

西広町


江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。