【麹町①033】四番町

町番号:麹町①033

町名:四番町

読み方:よばんちょう Yobanchō

区分:俗称→町丁

起立:江戸期

廃止:1933(昭和8)年6月30日

復活:1938(昭和13)年8月1日

廃止:存続

冠称:なし

現町名:千代田区九段北三・四丁目

概要:江戸時代の旗本のうち、将軍を直接警護するものを「大番組」と呼び、大番組の住所があったことから「番町」と呼ばれた。

江戸期には、表四番町裏四番町土手四番町の汎称で、旗本御番組の集住する地域だった。『江戸地名俚俗字引』には「ここに蛙原(かわづはら)あり」とある。

1872(明治5)年、各一部を併せて正式に成立。同年の戸数22・人口92(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府麹町区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市麹町区に所属。

1933(昭和8)年7月1日、帝都復興計画の一環により、九段三・四丁目の各一部となって一旦は消滅する。しかし、1938(昭和13)年8月1日、中六番町が「四番町」と改称し復活。したがって(新)四番町はそれまでとは全く別の町だが後継とする。

(新)四番町は、1943(昭和18)年7月1日、東京都麹町区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都千代田区に所属。

撮影場所:四番町

撮影地:千代田区九段北三丁目3番15号(一口坂下)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。