【神田①060】今川小路

町番号:神田①060

町名:今川小路 一~三丁目

読み方:いまがわこうじ Imagawa-kōji

区分:俗称→町丁

起立:江戸期

廃止:1934(昭和9)年

冠称:なし

現町名:千代田区神田神保町三丁目、西神田二丁目、三丁目3番

概要:日本橋川の東岸、雉子橋から新川橋辺りの地域。今川小路とは「高家今川氏屋敷の横小路をいふ」(備考)のことで、現在の神田神保町三丁目8、2・3、11番地と6、4、5、9番地の間の道をいい、延いては丹波園部藩小出邸他の武家地の俗称となった。

1872(明治5)年、東側の俗称「雉子橋通小川町」の武家地を併せ、正式に起立。同年の戸数134・人口601(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1880(明治13)年、二丁目には専修学校(現・専修大学)が創立。御嶽教会大教庁があった。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。

1934(昭和9)年、帝都復興計画の一環により、神保町三丁目、西神田二丁目に編入となり消滅。

撮影場所:今川小路二丁目

撮影地:千代田区神田神保町三丁目8番地(専修大学神田キャンパス)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。