【日本橋①088】村松町
町番号:日本橋①088
町名:村松町
読み方:むらまつちょう Muramatsuchō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1971(昭和46)年3月31日
冠称:1947(昭和22)年3月15日から「日本橋」
現町名:中央区東日本橋一丁目
概要:江戸期は現行の東日本橋三丁目の一部に東西に細長く位置した。起立町名は町名主・村松源六の姓に因む。寛永年間(1624~1645年)以後は西本願寺の末寺があり、明暦の大火後の寺の移転後次第に町屋となった。子供の祝事等に用いられる飾り太刀を売る店が多く、「村松町のなまくら屋」として有名だった。天和年間(1681~1683年)に久松町が(案内)、元禄年間(1688~1704年)頃には若松町が独立して起立した(府志料・案内・画報)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、南側の武家地を合併し町域を拡張。同年の戸数172・人口814(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。町の賑わいは橘町には及ばなかった(画報)。
1934(昭和9)年、帝都復興計画の一環により、一部を橘町に編入。1943(昭和18)年7月1日、東京都日本橋区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都中央区に所属。
1971(昭和46)年4月1日、住居表示の実施により、現行の東日本橋一丁目に編入となり消滅。
撮影場所:村松町
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