【京橋①023】炭町
町番号:京橋①023
町名:炭町
読み方:すみちょう Sumichō
区分:町丁
起立:寛文年間(1661~1672年)
廃止:1931(昭和6)年
冠称:なし
現町名:中央区京橋三丁目
概要:現在の中央通りの東側で京橋川(現在の首都高速の一部)の北側に位置していた。明暦年間(1655~1657年)以前は「北河岸」と称したが、寛文期(1661~1672年)に「炭町」の称ができた(案内)。北側の柳町と同様に江戸初期には娼家街であったが、後に竹商人が多く居住し、「竹屋町」又は「竹町」の呼称もでき(備考)、河岸地は「竹河岸」ともいわれた(切絵図)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数41・人口179(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府京橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市京橋区に所属。東京の竹問屋は当町に集中し、竹材は房総地方から高瀬舟で、群馬地方からは筏に組んで送られてきたという(中央区史)。
1931(昭和6)年、帝都復興計画の一環により、京橋三丁目、宝町三丁目に編入となり消滅。現行の京橋三丁目のうち。
撮影場所:炭町
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