【京橋①064】松屋町
町番号:京橋①064
町名:松屋町 一~三丁目
読み方:まつやちょう Matsuyachō
区分:町丁
起立:延宝年間(1673~1681年)以後
廃止:1931(昭和6)年
冠称:なし
現町名:中央区八丁堀一~三丁目
概要:嘉永板切絵図によると、松平越中守上屋敷の南側で塗師町代地に隣接した狭い町域。古くは武家地で、延宝年間(1673~1681年)以後町屋となった。「石河岸」(備考)や伊雑(いそべ)太神宮があるため、「太神宮前」、「礒部横丁(磯辺横丁)」(江戸名所)等の俗称があった。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、松屋町続上納地、神田塗師町代地、宗印屋敷を合併、さらに1872(明治5)年、隣接の武家地を合併し、一~三丁目を起立。同年の戸数289・人口1,170(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府京橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市京橋区に所属。
1931(昭和6)年、帝都復興計画の一環により、一丁目が西八丁堀一・二丁目に、二丁目が西八丁堀二丁目に、三丁目が西八丁堀三丁目にそれぞれ編入となり消滅。現行の八丁堀一~三丁目の一部、西側の一帯。
撮影場所:松屋町三丁目
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