【芝①003】露月町

町番号:芝①003

町名:露月町

読み方:ろうげつちょう Rōgetsuchō

区分:町丁

起立:宝永年間(1704~1710年)頃

廃止:1932(昭和7)年11月30日

冠称:なし

現町名:港区東新橋二丁目、新橋四・五丁目

概要:古くは日比谷門内にあり、中世の老月村が後に「老月町」又は「ろ月町」と称していたらしいが、宝永年間(1704~1710年)頃から「露月町」となった。また、町内西側裏の新道を俗に「日蔭町」と称した(備考)。1828(文政11)年の家数160軒、うち家持1・家主23・地借36・店借100(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1870(明治3)年、周辺の武家地を収公して小石川金杉町小石川境町の住民を移転させ、「露月町新地」としたが、1876(明治9)年、露月町に合併した(案内)。1872(明治5)年の戸数229・人口1,019(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。

1932(昭和7)年12月1日、帝都復興計画の一環により、新橋五丁目に編入となり消滅。現行の東新橋二丁目、新橋四・五丁目の一部。

撮影場所:露月町

撮影地:港区新橋五丁目13番1号(セブン-イレブン新橋第一京浜店)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。