【芝①030】葺手町
町番号:芝①030
町名:葺手町
読み方:ふきでちょう Fukidechō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1977(昭和52)年8月31日(港区町名旧新対照表では1976(昭和51)年9月30日)
冠称:1947(昭和22)年3月15日から「芝」
現町名:港区虎ノ門四丁目
概要:古くは幸橋御門外二葉町続にあった。1691(元禄4)年に御用地となり、西久保土取場を代地として与えられた。土取場とは、旧時、土木用の土砂を採取した所で、当町の裏手と松平将監屋敷の間の地であり、1826(文政9)年、将監の願い出により同人の預り地となった(備考)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、土岐美濃守上屋敷跡地その他の武家地を合併。同年の戸数180・人口719(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。
1977(昭和52)年9月1日、住居表示の実施により、虎ノ門四丁目に編入となり消滅(港区町名旧新対照表では1976(昭和51)年10月1日)。町内に葺城稲荷神社があったが、東京ワールドゲート建設により山が削られ、その上に鎮座していた神社は移転(完成後に元の位置に戻されるかは不明)。
撮影場所:葺手町
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