【芝①049】芝土手跡町

町番号:芝①049

町名:芝土手跡町

読み方:しばどてあとまち Shiba-Doteatomachi

区分:町丁

起立:1685(貞享2)年8月

廃止:1971(昭和46)年12月31日

冠称:1911(明治44)年5月1日~1947(昭和22)年3月14日を除き「芝」

現町名:港区芝大門二丁目13番

概要:嘗ては古川沿岸の低湿地であったと思われる。1667(寛文7)年、金杉橋際に多門が建てられることになり、芝浜松町四丁目、芝中門前町三丁目、芝片門前町二丁目の南の地先に土手が築かれた。のち多門の建設は中止となり、1685(貞享2)年8月に土手は取り払われ、跡地を堀浚い請負の町人4人が拝借し、「芝土手跡町」と唱えた(備考)。1827(文政10)年の総家数27軒、家持1・家守4・地借15・店借7。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数23戸・人口82(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1908(明治41)年の世帯数23・人口148。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。

1972(昭和47)年1月1日、住居表示の実施により、現行の芝大門二丁目13番となり消滅。

撮影場所:芝土手跡町

撮影地:港区芝大門二丁目13番(港区立芝大門二丁目児童遊園)

←048芝片門前(町) 050芝金杉

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。