【赤坂①015】溜池榎坂町
町番号:赤坂①015
町名:溜池榎坂町
読み方:ためいけえのきざかちょう又はためいけえのきざかまち Tameike-Enokizakachō or Tameike-Enokizakamachi
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1967(昭和42)年6月30日
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「溜池」、1947(昭和22)年3月15日から「赤坂」
現町名:港区赤坂一丁目、六本木一丁目
概要:浅野長政の長男で関ヶ原の戦いの後に紀州藩初代藩主となった浅野幸長が1606(慶長11)年に人口湖の造成(赤坂溜池)に成功。家臣の矢島長雲がこの功績を後世に残そうと、その堤に「印の榎」を植えたのが坂名と町名の起源になったと伝えられる。現在の榎坂は霊南坂下からアメリカ大使館前を通る坂。
1872(明治5)年、もとは越後糸魚川藩松平氏、常陸牛久藩山口氏、美濃大垣藩戸田氏上屋敷と幕臣地。町名は溜池に近く、町内に榎坂があることによる。同年の戸数49・人口157(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府赤坂区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市赤坂区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都赤坂区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。
住居表示の実施により、1966(昭和41)年7月1日に赤坂一丁目に、次いで1967(昭和42)年7月1日には六本木一丁目に編入となり消滅。
※読み方は、『角川日本地名大辞典』では「まち」、『港区旧新町名対照表』では「ちょう」とある。
撮影場所:溜池榎坂町
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