【赤坂①016】溜池葵町
町番号:赤坂①016
町名:溜池葵町
読み方:ためいけあおいちょう Tameike-Aoichō
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1976(昭和51)年9月30日
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「溜池」、1947(昭和22)年3月15日から「赤坂」
現町名:港区虎ノ門二丁目
概要:1872(明治5)年、松平大和守邸(はじめ姫路、後に前橋藩)と佐賀藩鍋島邸地を合併して起立。町名はこの辺の総称を「葵ヶ岡」と呼んでいたことによる。そこにあった坂を葵坂といった。溜池の南端は堰になっていたため池の水が滝となって流れ落ちており、この滝口へ上がる坂が葵坂で、坂上の辻番所には蜀葵が多く植えられていたと伝えられている。名高い坂ではあったが、道路改正により現在は殆ど平らで「坂」という名を残すだけとなっている。同年、松平大和守邸が官収されて工部省用地になり、後にさらに大倉喜八郎邸となる。同年の戸数15・人口61(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府赤坂区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市赤坂区に所属。1917(大正6)年、大倉集古館が霊南坂に面して創設された。1943(昭和18)年7月1日、東京都赤坂区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。
1976(昭和51)年10月1日、住居表示の実施により、虎ノ門二丁目に編入となり消滅。
撮影場所:溜池葵町
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