【四谷①002】四谷忍町

町番号:四谷①002

町名:四谷忍町

読み方:よつやおしまち Yotsuya-Oshimachi

区分:町丁

起立:1704(元禄17)年以後

廃止:1943(昭和18)年3月31日

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「四谷」

現町名:新宿区四谷三丁目

概要:甲州街道南側に位置し、東は四谷伝馬町三丁目に接す。1688(元禄元)年、鷹野の際、高木九助の手付20人が、当地に居屋敷を拝領。のち高木氏は忍藩の城代となったため、居屋敷は召し上げられ、町野長門守の組屋敷となった。1704(元禄17)年、高木氏は忍藩の城代を免除されたため、町野氏の組屋敷を召し上げ、再び当地は手付20余人の大縄地となった。その後、町奉行に願い出て、町屋を起立。町名は高木氏が忍藩の城代を勤めたことに由来する(備考)。1828(文政11)年の家数168(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数188・人口768(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府四谷区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市四谷区に所属。

1943(昭和18)年4月1日、四谷三丁目に編入となり消滅。

※『角川日本地名大辞典』では、読みを「ちょう」としている。

撮影場所:四谷忍町

撮影地:新宿区四谷三丁目8番地3(四谷三丁目交差点 三橋ビル・萬寿ビル)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。