【四谷①022】四谷大番町

町番号:四谷①022

町名:四谷大番町

読み方:よつやおおばんちょう Yotsuya-Ōbanchō

区分:俗称→町丁

起立:江戸期

廃止:1943(昭和18)年3月31日

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「四谷」

現町名:新宿区大京町

概要:古くは豊島郡四谷村に属する森林地で、「夜間には山狼来たりて月に吼たりという」が、明暦の大火後、大番組番士の屋敷地として給され、俗に「大番町」と称した。「大番」とは直隷の最精鋭部隊のこと。大番組の屋敷地は江戸開府直後には番町にあったが、後に火災のたびに湯島、牛込、市谷、四谷、青山等に移された。

1872(明治5)年、表大番町裏大番町の旗本士宅を併合して正式に起立。同年の戸数32・人口177(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府四谷区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市四谷区に所属。同時に南豊島郡千駄ヶ谷村字千駄ヶ谷大番町が東京府四谷区に編入となる(1891(明治24)年3月17日まで四谷区の中に村があった)。東西両側の小路を俗にそれぞれ「表大番町」、「裏大番町」と称したが、番士居住後も「毎夜屋しきうらへ狼来たりしとなり。(中略)現今は旧表大番町の奥には商店あり和倉鉱泉ありて、面目を一変せり」(画報)。1891(明治24)年3月18日、南豊島郡千駄ヶ谷村字大番町、字池尻を併合。

1943(昭和18)年4月1日、隣の右京町と合併し大京町を起立し消滅。

撮影場所:四谷大番町

撮影地:新宿区大京町14番地(新宿区立大京公園)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。