【牛込①048】牛込原町

町番号:牛込①048

町名:牛込原町 一~三丁目

読み方:うしごめはらまち Ushigome-Haramachi

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:存続

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「牛込」

現町名:新宿区原町一~三丁目

概要:古くは豊島郡野方領牛込村に属したが、1646(正保3)年に下戸塚村に属し「椚原(くぬぎはら)」と称した。1745(延享2)年、町奉行支配となる。町名は椚原に起立した町屋の意。1828(文政11)年の家数394軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年に一丁目が牛込永昌寺門前と牛込松雲寺門前を、二丁目が牛込幸国寺門前を併合し、1872(明治5)年に一丁目が根来組、槍組屋敷地と近隣の寺地、三丁目が紀伊新宮藩水野氏屋敷、牛込長久寺門前及び近隣の武家地と寺地を併合。同年の戸数377・人口1,143(府志料)。1873(明治6)年、三丁目の一部を牛込若松町に編入。

1878(明治11)年11月2日、東京府牛込区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市牛込区に所属。明治中期頃の当町の状況は「原町の通りは、戸山学校・砲工学校・成城学校中学等の往還なれば、方今は漸次繁昌し、商家相接するに至れり其の他は旧武家地たりしを以て、尚お組屋敷の観あり」とある(画報)。1931(昭和6)年、一部を河田町若松町に譲る。1943(昭和18)年7月1日、東京都牛込区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都新宿区に所属。

住居表示の実施により、1982(昭和57)年7月5日に三丁目の一部を若松町に編入、1986(昭和61)年2月24日には三丁目の一部を河田町に編入。

撮影場所:牛込原町一丁目

撮影地:新宿区原町一丁目14番地(経王寺)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。