【小石川①041】小石川西原町
町番号:小石川①041
町名:小石川西原町 一・二丁目
読み方:こいしかわにしはらまち Koishikawa-Nishiharamachi
区分:町丁
起立:1891(明治24)年6月
廃止:1966(昭和41)年12月31日
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「小石川」
現町名:文京区千石四丁目
概要:古くは豊島郡戸田領巣鴨村のうち。1683(天和3)年、一丁目は小人28人、二丁目は中間60人の拝領地となった。町名は原野に起立した町であることによる。一丁目は「巣鴨原一丁目」とも呼ばれた。化政期(1804~1830年)の家数130軒(町方書上)。名主家の先祖は入国の際から巣鴨村に住む郷士であったといい、二丁目の百姓杢兵衛は川越の生まれで、その先祖は北条氏家臣で5万石を有していたという(備考)。
前身の巣鴨原町として、慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、付近の武家地を合併。同年の戸数75・人口264(府志料)。俚俗に一丁目を「下」、二丁目を「上中」といった。
1878(明治11)年11月2日、東京府小石川区に所属。二丁目では茶の栽培をしていた。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市小石川区に所属。1891(明治24)年6月、「小石川西原町一・二丁目」と改称。1943(昭和18)年7月1日、東京都小石川区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都文京区に所属。
1967(昭和42)年1月1日、住居表示の実施により、千石四丁目に編入となり消滅。
撮影場所:小石川西原町二丁目
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