【深川①002】深川松賀町

町番号:深川①002

町名:深川松賀町

読み方:ふかがわまつがちょう Fukagawa-Matsugachō

区分:町丁

起立:1700(元禄13)年

廃止:1931(昭和6)年

冠称:1911(明治44)年4月30日まで「深川」

現町名:江東区佐賀一丁目

概要:1699(元禄12)年から近隣寄り洲を埋め立て開拓された元木場町21ヶ町の1つで、1700(元禄13)年に新町を起立。寛永年間(1624~1645年)には寄り洲の材木置場であった。1713(正徳3)年、町奉行支配となった(備考)。化政期(1804~1830年)の家数10軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、付近の武家地及び深川松賀町続拝借屋敷を合併。1872(明治5)年の戸数42・人口234(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府深川区に所属。町内東の方に江戸期に伊勢の商人九郎右衛門の48棟の土蔵があり、「いろは蔵」と呼ばれた(備考)。また「河岸通り油堀」とも俗称された(画報)。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市深川区に所属。

1931(昭和6)年、帝都復興計画の一環により、佐賀町一丁目に編入となり消滅。

撮影場所:深川松賀町

撮影地:江東区佐賀一丁目15番18号(佐賀町ビル)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。