【深川②】元木場町
町名:元木場町
読み方:もときばまち Moto-Kibamachi
区分:総称
起立:江戸期
廃止:不明
冠称:なし
後身:深川材木町、深川永堀町、深川東永代町、深川西永代町、深川今川町、深川中川町、深川富岡町、深川堀川町、深川松賀町、深川小松町、深川富久町、深川万年町(一~三丁目)、深川富田町、深川伊沢町、深川久永町(一・二丁目)、深川松村町等
現町名:江東区福住一・二丁目、佐賀一・二丁目、深川一・二丁目、永代一丁目、平野四丁目等
概要:油堀川以北一帯に散在する21ヶ町の総称。寛永年間(1624~1645年)頃には本材木町・三十間堀、神田の材木問屋の木置場であった。1699(元禄12)年、木置場一帯は召し上げられ、代官伊奈半左衛門により築き立てられたのち、1700(元禄13)~1701(元禄14)年、埋立地を町人が買い受け、町屋が起立、「元木場町」と総称した。はじめ、深川材木町、深川永堀町、深川東永代町、深川西永代町、深川今川町、深川中川町、深川富岡町、深川堀川町、深川松賀町、深川小松町、深川富久町、深川万年町(一~三丁目)の14ヶ町を総称。のち、買請地・拝領地等により、深川富田町、深川松賀町続拝借屋敷、深川伊沢町、深川三角屋敷(後の深川三角町)、深川久永町(一・二丁目)、深川松村町の7ヶ町を加える。『備考』の深川材木町の項に「御拳場ニ而御鳥見御用之節者元木場町之内何町と相認御用相勤」とある。
撮影場所:元木場町(深川中川町)
深川町→
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