【深川①051】深川茂森町
町番号:深川①051
町名:深川茂森町
読み方:ふかがわしげもりちょう Fukagawa-Shigemorichō
区分:町丁
起立:1703(元禄16)年
廃止:1931(昭和6)年
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「深川」
現町名:江東区木場四丁目
概要:築地町24ヶ町の1つ。1701(元禄14)年、奈良屋兵助に払い下げられ町屋となり、1703(元禄16)年に「深川茂森町」と名付けられた。町名由来は水畔に老松があったことによる説がある(画報)。1711(正徳元)年にも再び奈良屋兵助に対しての払い下げがあり、町域を拡げる。1713(正徳3)年、町奉行支配となる。化政期(1804~1830年)の家数40軒(町方書上)。隣接して木置場がある他、嘉永年間(1848~1854年)には材木問屋数井(万屋)七左衛門等がおり(江東区史)、「木場」或いは「下木場」と俗称した(備考・府志料)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数25・人口96(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府深川区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市深川区に所属。
1931(昭和6)年、帝都復興計画の一環により、木場四丁目に編入となり消滅。現行の木場四丁目。現在では橋名に残る。
撮影場所:深川茂森町
0コメント