【荏原】品川台町
町名:品川台町
読み方:しながわだいまち Shinagawa-Daimachi
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1879(明治12)年3月13日
冠称:「品川」
後身:白金猿町
現町名:品川区東五反田四丁目
概要:武蔵国荏原郡品川領のうち。『元禄郷帳』には北品川町の枝郷として「台町 五拾石余」と記されている。1713(正徳3)年より町奉行・代官両支配となる。隣接する本立寺、了真寺、宝塔寺の門前町はそれぞれ1745(延享2)年に町奉行支配となり、「品川台町本立寺門前」、「品川台町了真寺門前」、「品川台町宝塔寺門前」と称した。化政期(1804~1830年)の家数は119軒(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、3門前を併せ、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数86・人口319(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府荏原郡下大崎村に所属。1879(明治12)年3月14日、東京府芝区白金猿町に編入となり消滅。
なお、当地域は1889(明治22)年5月1日、東京市市制施行に際し、下大崎村や上大崎村、谷山村の大部分、桐ヶ谷村、居木橋村、白金村の一部分、北品川宿の一部とともに新発足する大崎村へ編入され、東京府荏原郡大崎村大字白金猿町となった。白金猿町(荏原)も参照のこと。
撮影場所:品川台町
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