【芝②】高輪小台町

町名:高輪小台町

読み方:たかなわこだいまち Takanawa-Kodaimachi

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1869(明治2)年

冠称:「高輪」

後身:芝二本榎二丁目

現町名:港区高輪三丁目14番、二丁目7番の北辺

概要:もとは荏原郡下高輪村のうち。南側の町屋は1659(万治2)年、円福寺境内に起立した町と長円寺境内に起立した町の2ヶ所があった。1713(正徳3)年、町奉行支配となる(備考)。浄土宗日照山長円寺は1631(寛永8)年に伊皿子道往寺に起立したが、1664(寛文4)年に下高輪村のうちに移転。町名は高輪の小高い所に位置することによる(備考)。1824(文政11)年の家数11軒、うち家守2・店借9(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、芝二本榎(町)二丁目に編入となり消滅。現行の高輪三丁目14番、二丁目7番の北辺のうち。『大江戸今昔めぐり』では高輪三丁目15番の西の道に「高輪小台町」とある。

撮影場所:高輪小台町

撮影地:港区高輪三丁目14番30号(光福寺)

芝伊皿子台町 袋町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。