【小石川②】小石川源覚寺門前町
町名:小石川源覚寺門前町
読み方:こいしかわげんかくじもんぜんちょう Koishikawa-Genkakuji-Monzenchō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1869(明治2)年4月
冠称:「小石川」
後身:小石川初音町
現町名:文京区小石川二丁目
概要:正式名称は「小石川源覚寺門前」。『角川日本地名大辞典』にも『東都小石川繪圖』にも「町」は付いていない。しかし文京区の資料(だと思う)に「町」が付いているのを見たことがあったため、掲載することにした。
源覚寺は「常光山」と号し、浄土宗京都知恩院の末寺。1624(寛永元)年、伝通院三世定誉随波上人が二代将軍・秀忠へ隠居地を願って拝領、境内地1,344坪のうち286坪に門前町屋が許された(備考)。境内の閻魔堂に安置される閻魔像は「こんにゃくえんま」と呼ばれた。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年4月、小石川初音町に編入となり消滅。現行の小石川二丁目のうち。
影場所:小石川源覚寺門前町
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