【南豊島】庄九郎甼
町名:庄九郎甼
読み方:しょうくろうちょう Shōkurōchō
区分:俗称
起立:江戸期
廃止:不明
冠称:なし
現町名:新宿区霞ヶ丘町
概要:六道の辻の北西の御手先組与力同心大縄地をいった。『江戸切繪圖 : 俚俗 : 千駄ケ谷辺』には「●庄九郎甼ト云」とありかなり広範囲であるが、『青山長者丸辺図』では「庄九郎町組屋敷」とある箇所は軟式球場事務所(新宿区霞ヶ丘町2番地3号)のあるところである。
現在は神宮外苑の内にすっぽり入ってしまい、場所を特定するのがなかなか難しい。外苑外の、現在でも当時のままである道等(隠田川の霞橋、観音橋、北脇橋、外苑東通り、一行院前、都道414号等)から庄九郎甼の位置を割り出してみると、『江戸切繪圖 : 俚俗 : 千駄ケ谷辺』での広範囲を「庄九郎甼」とすれば、明治神宮外苑 バッティングドームの北辺りから絵画館前、こぶし球場辺りということが判る。その後に導入した『大江戸今昔めぐり』で場所を確認したところ、自身での割り出しは正しかった。
撮影場所:庄九郎甼
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