【南豊島】六辻町

町名:六辻町

読み方:ろくつじちょう又はりくつじちょう Rokutsujichō or Rikutsujichō

区分:俗称

起立:江戸期

廃止:不明

冠称:なし

現町名:新宿区霞ヶ丘町、港区北青山一丁目

概要:『青山長者丸辺図』に「六辻町 ○六道ノ辻ト云」とある。六道の辻周辺の武家地をそう呼んだのであろう。現・新宿区と現・港区の2区に跨る。

「六道の辻」とは、冥界の入口という意味で、現・京都府京都市東山区の八坂通りの南に位置する六道珍皇寺の本堂前付近の称として有名だが、江戸も洒落で肖ったのだろう。

四谷、千駄ヶ谷、鮫河橋、権田原、青山御炉路町の方への往来と、青山甲賀組百人組屋敷(青山甲賀町)への小路とを合わせて6筋の道が分かれていた。権田原交差点辺りがそれっぽい道筋をしているが六道の辻はやや西側であった。

2019(令和元)年10月20日現在、六道の辻は旧神宮軟式野球場の内で、オリンピック陸上競技のトラックを目下造成中であるため、六道の辻の真ん中で撮影することは不可能である。

六辻町(赤坂②)も参照のこと。

撮影場所:六辻町

撮影地:新宿区霞ヶ丘町2番(明治神宮外苑陸上競技練習場造成地)を眺める

  ※入場許可が取れればいずれ撮影

庄九郎甼 千駄ヶ谷大番町

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。