【深川②】深川宮川町
町名:深川宮川町
読み方:ふかがわみやかわちょう Fukagawa-Miyakawachō
区分:町丁
起立:1703(元禄16)年
廃止:1869(明治2)年
冠称:「深川」
後身:深川数矢町
現町名:江東区富岡二丁目
概要:築地町24か町の1つ。切絵図には三十三間堂に隣接して記されている。1701(元禄14)年、西河岸町の桜井屋次郎右衛門に払い下げられて町屋となり、1703(元禄16)年に「深川宮川町」として起立。1713(正徳3)年から町奉行支配。文化年間(1804~1818年)、北の葭、茅の生い茂る地域を当町の地主古座屋清兵衛が買い受け、町屋とした。化政期(1804~1830年)の家数3軒(町方書上)。町内北側の川端に永代寺八幡宮の末社蛭の宮があったので「蛭子の宮」と俗称した。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、深川入船町切地、深川三十三間堂町と合併して、深川数矢町が起立となり消滅。現行の富岡二丁目のうち。
撮影場所:深川宮川町
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