【牛込 新道】芸者新道
新道名:芸者新道
読み方:げいしゃじんみち Geisha-jimmichi
区分:新道
成立:明治期
廃止:存続
現町名:新宿区神楽坂三丁目
概要:現・早稲田通りから本田横丁に折れて、1本目を東に折れるところにある新道。以前は石畳だったという。1857(安政4)年、神楽坂に牛込花街が誕生。明治を迎えて武家が去り、商業地・花街として発展。関東大震災では奇跡的に難を逃れ、日本橋や銀座から老舗(松屋、三越、白木屋、資生堂等)が移転してきたことでさらに繁華となった。花街としては戦前に最盛期を迎え、芸妓・幇間合わせて約600名、料亭・待合は約150軒を数えたという。現在は料亭8軒、芸妓30名前後が残り、うを徳・喜文・千月・白宮・牧・幸本という料亭が営業している(東京神楽坂ガイド)。嘗ては「ロクハチ通り」と改称したこともあった。由来は料亭の座敷が午後6時からと午後8時からだったことによる。
撮影場所:芸者新道
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