【麻布 横町(横丁)】鷹石横町
横町(横丁)名:鷹石横町
読み方:たかいしよこちょう Takaishi-yokochō
区分:横町(横丁)
成立:江戸期
廃止:不明
現町名:港区麻布十番三丁目9~14番、南麻布一丁目2~6番
概要:由来は、麻布善福寺門前東町の西北角(現・港区南麻布一丁目6番2号(南麻布Aビル))に鷹の形をした石が置いてあったことによる。この石は1741(元文6)年2月、鈴ヶ森八幡宮へ書家の松下君岳が奉納した(町方書上)。
『江戸切繪圖 : 俚俗 : 麻布飯倉・新堀端』の「善福寺門前元町」の添え書きに「●此処俗ニ鷹石ト云、此地古ヨリ石アリテカク云ヘリ」とあり、麻布東町の項に「この一帯に「鷹石」という里俗称があり、周辺の里俗名に「鷹石横丁」があった」とあるため、鷹石横町は北の麻布山元町と南の麻布東町を分ける道であるということになる。『角川日本地名大辞典』では「南麻布一丁目6番あたりか」としているが、北は麻布十番三丁目9~14番、南は南麻布一丁目2~6番に相当する。
撮影場所:鷹石横町
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