【赤坂 横町(横丁)】羅生門横町
横町(横丁)名:羅生門横町
読み方:らしょうもんよこちょう Rashōmon-yokochō
区分:横町(横丁)
成立:江戸期
廃止:不明
現町名:港区北青山二丁目、渋谷区神宮前二・三丁目
概要:熊野横町(御熊野横町)と同所。岡本綺堂の『半七捕物帳全集』に「御熊野横町の名は昔から呼び習わしていたのであるが、近年は更に羅生門横町という綽名が出来た。よし原に羅生門河岸はあるが、青山にも羅生門が出来たのである。その由来を説明すると長くなるが、要するに嘉永二年と三年との二年間に、毎年一度ずつここに刃傷沙汰があって、二度ながら其の被害者は片腕を斬り落とされたのである。江戸時代でも腕を斬り落とされるのは珍らしい。それが不思議にも二年つづいたので、渡辺綱が鬼の腕を斬ったのから思い寄せて、誰が云い出したとも無しに羅生門横町の名が生まれたのである」とある。詳細は熊野横町、御熊野横町を参照のこと。
なお、西の方は南豊島郡(渋谷区)なので、南豊島の横町(横丁)として別掲(熊野横町(南豊島)、御熊野横町(南豊島)、羅生門横町(南豊島))。
撮影場所:羅生門横町
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