【浅草 河岸】羅生門河岸

河岸名:羅生門河岸

読み方:らしょうもんがし Rashōmon-gashi

区分:河岸

成立:江戸期

廃止:不明

現町名:台東区千束三・四丁目

概要:『大江戸今昔めぐり』にある。新吉原角町のお歯黒溝に沿った辺りの俗称(新吉原京町二丁目沿いとも)。名称の由来については、『画報』に「此処に小さき遊女屋ありて遊客の袖を捕うるに比したり」とある。また『嬉遊笑覧』には、茨城屋という遊女屋と羅生門の鬼茨木の故事を結び付けて名付けたとある。ただし、河岸とはいっても大溝の畔で、『吉原七不思議』に「河岸とはいえど船を繋がず(河岸あれど魚なし)」、「角町とて隅にあらず」がある。また1798(寛政10)年の俳謔には「やく人にお綱羅生門河岸」(器新集)がある。現行の台東区千束三・四丁目のうち。

撮影場所:羅生門河岸

撮影地:台東区千束四丁目26番11号(秘書室)

西河岸

江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。