【神田①030】神田亀住町

町番号:神田①030

町名:神田亀住町

読み方:かんだかめずみちょう Kanda-Kamezumichō

区分:町丁

起立:1869(明治2)年

廃止:1964(昭和39)年11月30日

冠称:1911(明治44)年5月1日~1947(昭和22)年3月14日を除き「神田」

現町名:千代田区外神田五丁目3・4番

概要:1869(明治2)年、神田六軒町神田八軒町柳原大門町、上野町代地を併せ、神田川北岸に成立するも、同年12月、神田相生町から発生した火災によって火除地とされ、1870(明治3)年に小笠原家の屋敷跡(現・外神田五丁目3・4番)に代地を与えられ移転する。

1872(明治5)年の戸数87・人口337(府志料)。物産には木櫛、紙煙草入れ等があった(府志料)。町内には亀住稲荷神社(旧・神田亀住町10番地)があるが、神社はもと小笠原家邸内に鎮祀していたものであり、1875(明治8)年5月に町内共有の神社として許可を受けたのであって、それが町名由来というわけではない。五代目古今亭志ん生の生地である。

1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都神田区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都千代田区に所属。

1964(昭和39)年12月1日、住居表示の実施により、外神田五丁目に編入となり消滅。

撮影場所:神田亀住町

撮影地:千代田区外神田五丁目4番7番(亀住稲荷神社)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。