【神田①055】神田宮本町

町番号:神田①055

町名:神田宮本町

読み方:かんだみやもとちょう Kanda-Miyamotochō

区分:町丁

起立:1872(明治5)年

廃止:1964(昭和39)年11月30日

冠称:1947(昭和22)年3月15日から1964(昭和39)年11月30日まで「神田」

現町名:千代田区外神田二丁目16~19番

概要:1616(元和2)年、神田明神が現在の場所に鎮座した際、神主が寺社奉行所に願い出て許しを得、商人や職人が住む町を作る。それが、神田明神門前町、神田明神表門前、神田明神裏門前、神田明神西町

1869(明治2)年、4つの町が合併し神田明神門前町となった後、1872(明治5)年には神田明神境内等の社地を編入して、神田宮本町となる。麹、鼈甲中指、人形、花飾、水晶細工等の職人が住んだ(府志料)。同年の戸数190・人口715(府志料)。同年、旧学問所跡に東京師範学校(東京教育大学の前身)が、1876(明治9)年に東京女子師範学校(お茶の水女子大学の前身)が創立された。

1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。1943(昭和18)年7月1日、東京都神田区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都千代田区に所属。

1964(昭和39)年12月1日、住居表示の実施により、外神田二丁目に編入となり消滅。

撮影場所:神田宮本町

撮影地:千代田区外神田二丁目16番2号(神田明神)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。