【神田①064】裏神保町
町番号:神田①064
町名:裏神保町
読み方:うらじんぼうちょう Ura-Jimbōchō
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1922(大正11)年
冠称:なし
現町名:千代田区神田神保町一丁目1、3、5、7、9、11番地
概要:江戸期は火消組屋敷や旗本明楽邸、岡部邸等の武家地で、俗に表神保小路と裏神保小路と称した東側の地。1872(明治5)年、起立。同年の戸数54・人口235(府志料)。「神保」とは、元禄年間(1688~1704年)頃、旗本神保長治がこの地に広大な屋敷を構えており、そこにあった小路が「神保小路」と呼ばれるようになったためといわれている。
1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。1891(明治25)年、荘惟善により勧業場東明館が創設された。三省堂、冨山房等の出版社があり、明治30年代以降古書店が増えた。
1922(大正11)年、「通神保町」と改称し消滅。その後、1933(昭和8)年には帝都復興計画の一環により、表神保町、表猿楽町とともに神保町一丁目に編入となった。
撮影場所:裏神保町
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