【日本橋①044】北島町
町番号:日本橋①044
町名:北島町 一・二丁目
読み方:きたじまちょう Kitajimachō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1933(昭和8)年
冠称:なし
現町名:中央区日本橋茅場町一~三丁目
概要:はじめは寺地であったが、寛永年間(1624~1643年)頃移転し、与力同心の屋敷地となり、その内に設けられた町屋町北の南茅場町との間の通りには、慶安事件の時、丸橋忠弥逮捕の先手を務めた与力・原兵右衛門の屋敷があった。原氏は地方支配にも当たっていたことから「代官屋敷」の里俗名があった。他にも町内北から、「提灯掛横丁」、「神保小路」、「鍛冶町」、「七軒町」の里俗名称があり(嘉永板切絵図)、提灯掛横丁は「八丁堀七不思議」の一つに数えられている。他にも「六軒屋敷」(備考)の里俗名称があった。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、竹島町・岡崎町・亀島町の一部を合併。1872(明治5)年の戸数718・人口2,477(府志料)。1873(明治6)年までに一・二丁目を起立。1873(明治6)年、南茅場町に一部を編入。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。
1933(昭和8)年、帝都復興計画の一環により、一丁目は茅場町一・二丁目に、二丁目は茅場町二・三丁目に編入となり消滅。現行の日本橋茅場町一~三丁目のうち。
撮影場所:北島町二丁目
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