【日本橋①045】亀島町
町番号:日本橋①045
町名:亀島町 一・二丁目
読み方:かめじまちょう Kamejimachō
区分:町丁
起立:享保年間(1716~1735年)
廃止:1933(昭和8)年
冠称:なし
現町名:中央区日本橋茅場町一~三丁目
概要:東は亀島川に面し、亀島橋が架けられていた。享保年中(1716~1735年)に与力組屋敷となり町屋を起立、亀島町とした。町名は昔、瓶を売る者が多く住んだからとする説(江戸図解集覧)と、嘗て亀に似た小島があったことによるとする説(画報)がある。町内の入堀には地蔵橋が架けられ、橋際には東洲斎写楽が住んでいたという。御用絵師狩野祐清の居宅があった「幽霊横町」の他に「代官屋敷」、「矢場」等と俗称される地域があった(備考)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年、隣接の武家地を合併し一・二丁目を起立。同年、一部を北島町に編入。1872(明治5)年の戸数478・人口1,921(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府日本橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市日本橋区に所属。
1933(昭和8)年、帝都復興計画の一環により、一丁目は茅場町一・二丁目に、二丁目は茅場町二・三丁目に編入となり消滅。現行の日本橋茅場町一~三丁目。
撮影場所:亀島町一丁目
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