【京橋①032】新肴町
町番号:京橋①032
町名:新肴町
読み方:しんさかなちょう Shin-Sakanachō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1930(昭和5)年
冠称:なし
現町名:中央区銀座三丁目
概要:現在の銀座並木通りを挟んで位置した。寛永・承応・明暦の切絵図には「新小田原町」とある。古くは南の弥左衛門町とともに八重洲河岸(千代田区大手町一・二丁目)にあった「老月村」という漁村の一部であったが、慶長年間(1596~1615年)以後、次第に町屋となり、魚市場として賑わったのが町名の起こりとなった。1628(寛永5)年、八重洲河岸付近が御用地となり、上の位置に移転させられた。当町と弓町及び周辺には、丸ノ内と同じく御城内の町という意味で「内町」の俗称があった(備考)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、日吉町(現行の銀座八丁目)までの東西の新道には煉瓦家屋が造られた。同年の戸数93・人口409(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府京橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市京橋区に所属。
1930(昭和5)年、帝都復興計画の一環により、銀座西三丁目に編入となり消滅。現行の銀座三丁目のうち。
撮影場所:新肴町
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