【京橋①073】日比谷町

町番号:京橋①073

町名:日比谷町

読み方:ひびやちょう Hibiyachō

区分:町丁

起立:宝永年間(1704~1710年)

廃止:1931(昭和6)年

冠称:なし

現町名:中央区八丁堀三丁目26~28番

概要:近隣の長沢町元島町と同様、古くは寺地で、明暦年間(1655~1657年)に武家地となった。元禄年間(1688~1704年)には稲葉石見守・喜多見若狭守の屋敷が置かれたが、1690(元禄3)年の上地後幸橋門外の幸町と汐留(汐留新町(芝口新町)や汐留三角屋敷等の俗称として「汐留」と呼ばれていた。「塩留」とも書いた)の代地となった。当初は「汐留町」と称したが、宝永年間(1704~1710年)、「日比谷町」と改称(府志料)。日比谷町はもと芝口町(現行の港区新橋二・三丁目付近)の旧称で、汐留町の代地となったことから名付けられたと思われる。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数127・人口478(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府京橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市京橋区に所属。

1931(昭和6)年、帝都復興計画の一環により、八丁堀三丁目に編入となり消滅。現行の八丁堀三丁目26~28番にあたる。

撮影場所:日比谷町

撮影地:中央区八丁堀三丁目26番6号(レジデンシャルタワー八丁堀 Yes!Style)

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江戸町巡り

落語や時代劇、近代文学の愛好家諸氏、 江戸の町を散歩してみませんか? 表紙:小梅五之橋町 ※コピペしてもかまいませんが、その際は逐一出典を明らかにしてください。