【芝①016】桜田備前町
町番号:芝①016
町名:桜田備前町
読み方:さくらだびぜんちょう Sakurada-Bizenchō
区分:町丁
起立:江戸期
廃止:1956(昭和31)年
冠称:「桜田」
現町名:港区西新橋一丁目18・19番と17番の西北角
概要:桜田七ヶ町の1つ。もと外桜田御門外にあり、草創者や町名の由来は不詳。新橋御門外、現行の新橋一丁目17番辺で、1794(寛政6)年に類焼。他の桜田諸町と同じく火除用地になり、大久保伊賀守屋敷跡へ代地となった。現行の西新橋一丁目18・19番と17番の西北角。1828(文政11)年の家数162軒、うち家持2・家守17・地借23・店借96・空家24(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数46・人口197、車・人力車12両等。物産は桐油合羽製造高200枚、股引足袋530双(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1908(明治41)年の世帯129・人口605。
1932(昭和7)年12月1日、帝都復興計画の一環により、一部(現行の西新橋一丁目19番を除く西部)が新設の田村町二丁目に編入。1935(昭和10)年の人口288。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。
1956(昭和31)年、残余が田村町二丁目に編入となり消滅。
撮影場所:桜田備前町
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