【芝②】桜田七ヶ町
町名:桜田七ヶ町
読み方:さくらだしちかちょう Sakurada-Shichikachō
区分:総称
起立:江戸期
廃止:1932(昭和7)年
冠称:「桜田」
現町名:港区西新橋一丁目、新橋二丁目
概要:幸橋御門近くの広小路通南側・佐久間小路北側に位置する桜田太左衛門町(「桜田太佐衛門町」とも書いた)、桜田久保町、桜田善右衛門町、桜田伏見町、桜田和泉町、桜田鍛冶町、桜田備前町、七ヶ町の総称。
霞が関辺にあった桜田村が、慶長年間(1596~1615年)頃、幸橋御門外の堀端通に移転、七ヶ町を起立したと伝える。さらに1794(寛政6)年、麹町から出火した時、類焼し火除地となったため、地続きの当地に移った(備考)。1828(文政11)年、七ヶ町の家数773戸(町方書上)。
『江戸図 : 明和』では移転前の桜田七ヶ町を確認できる。
撮影場所:桜田七ヶ町(桜田鍛冶町(1794(寛政6)年以降移転後))
参考:桜田和泉町(1794(寛政6)年以前移転前) 港区新橋一丁目18番16号(日本生命新橋ビル)
1794(寛政6)年以前、桜田七ヶ町は外堀通りの北にあった。
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