【芝①042】芝浜崎町
町番号:芝①042
町名:芝浜崎町
読み方:しばはまざきちょう Shiba-Hamazakichō
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1936(昭和11)年
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「芝」
現町名:港区海岸一丁目
概要:江戸期は葦の茂った洲。御鷹場に指定された他、和歌山、前橋両藩邸に鉄砲調練場が置かれた。幕末、海防のため前橋藩邸跡に砲台陣屋を設置。維新後は海軍省用地、有栖川宮邸となった。1872(明治5)年に芝浜崎町がこの地に成立。町名は東京湾を臨む地のため。同年の戸数8・人口34(府志料)。1876(明治9)年、芝離宮となる。そもそも離宮は江戸幕府老中大久保忠朝の上屋敷内に造られた大名庭園楽寿園を起源とする回遊式庭園であった。
1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。明治末期、隅田川河口改良工事が始まり、そのときに浚渫された土砂を使って海岸地区の埋め立てが開始される。1911(明治44)年の世帯数11・人口41。1924(大正13)年、離宮は東京市に下賜され、旧・芝離宮恩賜庭園として公開され、1933(昭和8)年に史蹟指定を受ける。
1936(昭和11)年、帝都復興計画の一環により、竹芝町と芝浜松町の一部等とを統合して海岸通一丁目に編入となり消滅。現行の海岸一丁目のうち。
撮影場所:芝浜崎町
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