【四谷①008】四谷新堀江町
町番号:四谷①008
町名:四谷新堀江町
読み方:よつやしんほりえちょう Yotsuya-Shin-Horiechō
区分:町丁
起立:1757(宝暦7)年以後
廃止:1943(昭和18)年3月31日
冠称:1911(明治44)年4月30日まで「四谷」
現町名:新宿区四谷三栄町24・25番
概要:古くは豊島郡四谷村に属した。1736(元文元)年、小達道伯が借用したが、1752(宝暦2)年に収公された。1757(宝暦7)年、中野村の名主・堀江卯右衛門が茄子の苗植付場として借用、幕府納入用の野菜を栽培した。後に傍らに町屋を開き、日本橋の堀江町と区別させるため、「四谷新堀江町」とした。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年、四谷伊賀町の一部と近隣の武家地を併合。同年の戸数53・人口207(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府四谷区に所属。「一番地に四谷区役所、(中略)五・六番地に四谷第一小学分校」があった(画報)。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市四谷区に所属。1943(昭和18)年4月1日、簞笥町・北伊賀町と合併して三栄町を起立し消滅。なお、三栄町は2018(平成30)年8月13日から「四谷」の冠称を付した。
※『角川日本地名大辞典』には「現行の三栄町17~18番地」とあるが、その西の24・25番が正しい。
撮影場所:四谷新堀江町
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